山田修整は「ご縁」で成り立っています。
そのままでは納品不可とされる「B品」をなんとか活かそうとする仕事ですが、いつ何が何枚入荷するのか実際にふたを開けてみなければわからないという不思議な商売です。それでも創業から50年以上継続しているのは、「困った時のYAMADA」としてお客様に寄り添ってきたからに他なりません。
近年では、SDGsをきっかけにサスティナブルファッションに向けた様々な取り組みが強調され、展開されていますが、修整は通常の流通ルートに乗らない商品を少しでも活かす取り組みとして、ファッションロスの軽減にも貢献しています。
また、すべての商品には「ものづくり」に携わる人々の想いが込められており、本来存在価値があります。ひとつひとつの商品に込められた想いを活かすという意味において、「ものづくりを支えている人たちを支えたい」というのが私たちの願いです。
そして、今後の展開としては、「居場所づくり」という修整の本質にたって、商品だけではなく、子どもから大人まで一人ひとりの「人」が自然な笑顔でつながる居場所を育むことで暮らしの豊かさをクリエイトすることこそ、私たちの社会的な使命であると考えています。
先の見通せない混迷の時代だからこそ、明るい未来に向けて挑戦し続けます。
代表取締役 吉田 隆一
「ご縁に感謝!人生これから!」
わたしたち山田修整有限会社は、繊維の産地であった長岡市(旧栃尾市)で創業して約60年。織物・ニット商品の製造工程に関連するトラブルに「迅速・確実・丁寧」なサービスでお応えし、商品を活かすことに日々全力を尽くしています。
今日までのあゆみを振り返ってみますと、1963年に弊社を設立した当初、何もないところから始まったことを鮮明に覚えております。わたしたちは、栃尾とともに発展し成長してまいりましたが、目まぐるしく変化する時代の中で、このように創業から50年以上継続していることは、決して当たり前なことではありません。様々な「ご縁」に支えられて今のわたしたちがあります。
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という言葉がありますが、心を一つにし、人々と調和のとれたよい関係の中で、わたしたちは真の力を発揮してまいりました。「誠心誠意サービスでお応えしたい」という想いが、お客様とのよい関係の中で育まれてきたことを踏まえますと、YAMADAの原動力は、まさに「人の和」にあると感じます。
現在は、新型コロナウイルス、自然災害、戦争、政治など、大変困難な時代に直面しておりますが、私が望むことはただ一つ。「夢をもって前向きに過ごしてほしい」ということです。
ピンチはチャンスです。どんなときでも支えてくださっている方々へ感謝の心を忘れないこと。そして、昨日よりも今日、今日よりも明日、進歩する気持ちを大切に、世のため人のため、自分自身のために、楽しみながら挑戦し続けてくれることを願います。
時代は変わっても、わたしたちの心はいつまでも変わりません。わたしたちは、確固たる信念のもと、あたりまえのことをあたりまえにできる「凡事徹底」と嘘偽りのない「誠実さ」をもって、これからもお客様のニーズに柔軟にお応えできる企業を目指し続けます。
会長 原 豊重
「明るく、楽しく、生き活きと」