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成果を出すための秘訣

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

山田修整の2024年キーワードは「Labo(ラボ)」でした。チャレンジを促すという目的で「営業Labo」「かたづけLabo」など、とにかくLaboという言葉を多用して実践しました。そんな1年を振り返って感じたことがあります。

 

一般的には、実験や研究が行われる場所を指す「Laboratory(ラボラトリー)」の略語として、また、企業内で研究開発に携わる部門やチームの呼称として使われますが、失敗を恐れずまずはチャンレンジすることを促すことが目的でした。

結果的に、チャレンジする姿勢を評価してくださるお客様がいたり、SDGs・サステナブルファッションというくくりの中で山田修整のリンクを自社のホームページ上に貼るという相談案件がブランド様の方から提案されたりして、それなりの効果を実感しています。

 

一方で、自社の収支バランスという点では、詰めが甘かったなと反省しています。PDCAサイクルでいうならば、「Do」に注力したことで、個々の結果に対する評価不足、成功であれ失敗であれそこから学ぶ機会の損失、チェックを経た改善アクションの停滞、結果として全体的なモチベーションの低下などが多かれ少なかれ生じていたことは否めません。

 

しかし、今期もまだ2カ月残っていますし、できる改善策を講じて対処します。

言葉にすると当たり前すぎて恥ずかしいくらいですが、何事も「凡事徹底」が成長のカギなので、次のポイントを意識的に改善します。

 

1)定期的なレビューの実施

  定期的に成果をレビューする時間を設け、実施した施策の効果を評価します。これにより、何が成功し、何が改善が必要かを明確にします。

 

2)具体的な改善目標の設定

  次のアクションにつなげるため、チェックの結果をもとに、具体的な改善目標を見直します。

 

3)振り返りと共有を浸透させる

  コーポレーティズムへの移行も含め、各メンバーが自発的にチェックや改善を行う文化形成を促します。

  そのためにも、うまくいった事例だけでなく思うようにいかなかった事例も含めて共有し、他のメンバーが参考にできる機会を増やして全体のパフォーマンスアップにつなげたいと考えています。

 

「Labo」を通じて成果を出せるよう、ラストスパート兼来期への準備にチャレンジします。