新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
1月20日トランプ氏が第47代米大統領に就任しました。今後、大幅な政策転換の可能性もあり、ますます世界情勢が予測困難な局面に突入しています。そんな中、われわれ日本の中小企業経営者はどのように対応したらよいのでしょうか?
具体的には次のような対応が考えられます。
1) 情報収集と分析の強化
最新の情報を常に収集し、分析することが重要です。国内外のニュース、経済指標、業界動向などを定期的にチェックし、変化に敏感になることで、迅速な意思決定が可能になります。
2) 柔軟な経営戦略の構築
経営戦略は固定的なものではなく、状況に応じて柔軟に変更できるものであるべきです。市場の変化に応じて、製品やサービスの提供方法を見直したり、新たなビジネスモデルを模索したりすることが求められます。
3)リスクマネジメントの強化
リスクを事前に把握し、対策を講じることが重要です。リスクマネジメントのフレームワークを導入し、潜在的なリスクを評価し、対応策を準備することで、予測困難な状況にも冷静に対処できます。
4)ネットワークの拡充
他の企業や業界団体とのネットワークを強化することで、情報交換や協力関係を築くことができます。特に、同業他社との連携や異業種とのコラボレーションは、新たなビジネスチャンスを生む可能性があります。
5)人材育成とチームの強化
企業の成長には人材が不可欠です。従業員のスキルアップやチームワークの強化を図ることで、組織全体の適応力を高めることができます。定期的な研修やチームビルディングの活動を通じて、社員のモチベーションを向上させましょう。
6) 顧客ニーズの把握
顧客のニーズは常に変化しています。定期的に顧客の声を聞き、フィードバックを反映させることで、顧客満足度を向上させることができます。顧客とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことが重要です。
ここに挙げてあるのは一般論で、綺麗ごとを並べているだけだと感じる方があるかもしれません。実際、われわれ中小企業のリソースは限られていますし、思うようにならない状況に日々直面するのが現実です。しかし、そこであきらめるのかあきらめないのか?変化にチャレンジするのかしないのか?優先順位を決めて具体的な行動計画を立てるのか立てないのか?については、企業規模や業種業態を問わず、すべての経営者が自社の現状に向き合ったうえで意思決定をアップデートする必要があるでしょう。
「運不運は選べないが、幸不幸は選べる」
これはわたしのメンターのひとりから教えていただいた言葉です。周囲の環境や状況がどうであれ、最終的に「どの道を選ぶか?」の自由と責任は経営者に限らずすべての人が持っています。
山田修整では「One Team,One Goal!」をスローガンに掲げ、「人材育成とチームの強化」「顧客ニーズの把握」に集中的に取り組む方針です。修整の本質である「活かすこと」に立ち返って、すでにある「ご縁」に感謝しつつ「物心ともに豊かになること」を目指します。山田修整の存在・サービスが、自社にとってだけでなく、お客様にとっても、社会にとっても、社員にとっても、次世代にとっても価値あるものになるよう、笑顔の輪が広がるよう全力を尽くします!