· 

イワシの群れに学ぶ組織づくり②

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

イワシに学ぶ組織づくりは、インフレとデフレのどちらの経済状況下で有効なのでしょうか?基本的にはどちらの状況下でも有効ですが、特にインフレ時により適していると考えられます。

 

それは次のような理由からです。 

 

 1. 柔軟な対応力

 インフレ時には物価が上昇し、コスト管理が重要になります。イワシのように自律的に動く組織は、迅速に変化に対応し、コスト削減や効率化を図ることができます。

 

2. 分散型リーダーシップ

  インフレ時には市場の変動が激しく、迅速な意思決定が求められます。分散型リーダーシップを導入することで、各チームが迅速に対応できるようになります。

 

3. 強固なコミュニケーション

 インフレ時には情報の共有と迅速な対応が不可欠です。イワシのように情報を共有し合う文化を持つ組織は、変化に対して迅速かつ効果的に対応できます。

 

 どちらの経済状況下でも、イワシに学ぶ組織作りは柔軟性と協調性を高め、変化に強い組織を作るための有効な手段となります。どのような状況でも、社員一人ひとりの自律性と協力を重視することが成功の鍵です。