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問われているのは自分

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

今回は、ビジョンマップをアップデートするプロセスで気づいたことについてお話しします。

 

正直に言うと、ビジョンリトリートのはじめ、新潟エリアは既に描いてあるから、今回は小松と東京のリーダーに頑張ってもらう番という勘違いが少なからずありました。

 

しかし、ビジョンリトリートが進行するにつれ、ふたりのリーダーの人となりについて初めて知ることも多く、新鮮な驚きや感動であると同時に、いかにわたしが二人の価値観を知ろうとしてこなかったかという反省にもつながりました。言い換えるなら、2年ほど前に掲げたビジョンや経営理念について、相手がどう受け止めて、どこに価値観の重なりを見出しているのか?ということについての確認を怠ってきたとも言えます。

 

真摯に課題に取り組む二人のリーダーの姿勢を通じて、逆に「わたしたちが真剣に取り組むことに対して、あなたはどう応答してくれますか?」と問われているような気持になりました。

 

結果的に、個人的にも組織的にもより一体感を感じる関係性にステップアップすることができて感謝でした。

 

小松工場のキャッチフレーズ:「つながる笑顔、ひろがるファミリー!」

東京工場のキャッチフレーズ:「新たな価値と絆をクリエイトする、

                     価値縁プロデューサー!」

 

抱えている問題や課題を安心して相談したり荷下ろしできる場所が小松工場の存在価値だとすると、持ち込まれた問題や課題をともに乗り越えることによって新たな価値と絆をクリエイトするのが東京工場の存在価値であり、相互作用によって価値・絆・笑顔がますます社会の中に広がっていく・・・。参加メンバーひとりひとりがそんなイメージを共有するすることができました。

 

今後は、協力し合いながら、蒔かれた種を丁寧に育んでいきたいと思います。