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わたしの推し②日本初のかたづけ士 小松易さん

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

わたしの推しのひとつに、日本初のかたづけ士小松易(こまつやすし)さんがいます。初めての出会いは10年ほど前になりますが、当時東京工場の工場長をしていて、「仕事に追われる毎日からどうしたら抜け出せるか?」という悩みを抱えていたことをきっかけに、実際にオフィスに来ていただいて「かたづけ」を個人指導してもらったことが始まりでした。

 

その後、新潟に異動になり、「環境整備」を通して「組織づくり」をしようと考えた時、真っ先に思い浮かんだのが小松さんでした。

 

なぜ「組織づくり」に「かたづけ」なの?と思われる方もいると思いますが、個人的に「かたづけ」は万能ツールだと考えています。

 

まず第一に、「かたづけ」を知らない人はいないという点。誰もが公私問わず、何らかの形で経験しているので、得意不得意はあるにしても取り組みやすいということ。むしろ、苦手意識のある人ほど効果が出やすいとも言えます。

 

次に、かたづいた時の「スッキリ感」自体がモチベーションになるということ。取り組むことによってプラスの感情がセットになっているという点は大きな強みです。

 

そして、「出す→分ける→減らす→しまう」というシンプルな「かたづけ」プロセスそのものが、実は、「情報整理」「人間関係調整」「問題解決」にも応用できる優れものだということ。

 

そんな思いから8年振りにいきなり小松さんに連絡して交渉し、コロナ禍ではありましたが、自社の「環境整備プロジェクト」の一環として「かたづけ研修」にご協力いただくことになり、現在に至っています。

 

小松さん自身は、「スッキリ・ラボ」という社名のとおり、常に進化発展を目指す姿勢を貫いています。多くのメディアに取り上げられるようになっても、変わらない親しみやすさと探求心があり、わたしにとっては心強いパートナーです。

 

実際、彼の著書『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』はシリーズ累計47万部を売り上げ、多くのメディアに取り上げられていますし、延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行い、その活動はテレビ東京の「ガイアの夜明け」やNHKの「助けて!きわめびと」など、多数のテレビ番組でも紹介されています。

 

「片づけ」:これまでの自分に「かたをつける」「リセットする」という意味

「型づけ」:片づけを維持し「習慣化」するという意味

「方づけ」:よりより人生へと方向づけをするという意味

 

小松さんとの出会いを通して私自身も、会社もよりよい方向に変わってきました。感謝するとともに、ますますのご活躍を祈念し、応援しています。