新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
昨年末から、年賀状の廃止、見附工場の本社への統合、そして今回の基本料金の設定と意思決定を迫られる案件が続いています。
それぞれが簡単な決断ではありませんでしたが、思い悩むプロセスで、あらためて経営理念の大切さを実感しています。
たとえば、『売り手によし、買い手によし、世間によし』を示す『三方よし』という表現は、近江商人の経営理念を表現していますが、いまさら言うまでもなく経営者の決断にとってひとつの指針となる考え方であり、時代を超えて厳しい環境を生き抜く知恵でもあります。
経営者の決断は、経営の安定と持続可能な成長を実現し、お客様にとって変わらぬ信頼のお店であり続けるためのものでなければなりません。また、サービスの維持・向上を図り、お客様に長期的な価値を提供できるためのものでなければなりません。そして、地域社会や環境に配慮した事業運営を行い、社会全体の発展に寄与するものでなければなりません。
先が読めない時代と言われ、グローバル化とパーソナライズ化が同時進行していると感じますが、わたしたちは試行錯誤しながらあらためて自社の経営理念の実践に努めます。
「人・商品が持つ真価を社会に循環させる価値縁ファミリーとなり、笑顔の輪が自然に広がる居場所を育むことによって、地域経済の発展につながる明るい未来をクリエイトします。」