新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」＝納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
日本画の大家である横山大観は、生涯に1,500点もの富士山を描いたと言われており、「大観といえば富士」という言葉があるほどです。大観の座右の銘は、かつての師匠岡倉天心の「無窮（むきゅう）を趁（お）う」という言葉。永遠に完成することのない芸術に関して、無限のものを追求していくという意味が込められているそうです。
経営者にとっても、無限のものを追求する姿勢は非常に重要です。経営者は、自分が目指す目標に向かって、常に前進し続けることが求められます。しかしその目標は、終わりのない旅のようなものであり、常に追求し続けるべきものでもあります。
富士山の造形美と時々刻々と変化するあり様が国内外問わず多くの人の心を惹きつけるのも、「これで究めた」と言えることがない尊厳・威厳を感じさせる存在だからこそなのかもしれませんね。
