新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
新年早々、能登半島地震により多くの方々が亡くなられたり、被害に遭われたりしました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
山田修整も震度6の揺れに見舞われましたが、幸い人的にも物的にも大きな被害は今のところ確認されておらず予定位通り1月5日からスタートします。
この地震をきっかけに、2024年は「伝えること」を第一優先にすることを決めました。
私は中小企業の経営者として、会社の存続と発展を目指しています。そのためには、社会やお客様のニーズに応えることが不可欠です。しかし、それだけでは十分ではありません。自分の会社が何を目指しているのか、何のために存在しているのか、という経営者のビジョンや想いを、従業員や関係者に「伝えること」が重要だとあらためて感じましたし、経営者がなすべき次世代への「種まき」であるとも考えています。「伝えること」で理解や共感が深まり、「伝えること」で信頼や支持が高まり、「伝えること」でアイデンティティやロイヤリティが強まると考えるからです。
伝えたい内容は新しいことではなく、すでに掲げている「100年ビジョン」「ビジョンマップ」に込めたわたしの想いです。従業員や関係者にとって心地よく安心できる居場所になるように。また、お客様にとって信頼できるパートナーであるように。そして、社会にとって必要とされる存在であり続けられるように・・・。
2024年は、私にとっても、私たちの会社にとっても、日本社会全体にとっても大きなチャレンジの年になるでしょう。しかし、私は「伝えること」をあきらめずに前向きに取り組んでいきたいと思います。皆様のご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。