新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
つい最近、「仕事」でミスをしてしまいました。現場での修整作業は午前中に完了して依頼主にも完了報告をしてあとは出荷するのみ。そこで安心して別な案件にとりかかり、出荷処理を夕方に後回しにした結果・・・
実はその日の朝、そのお客様宛に通常利用している運送便から連絡があり、システムトラブルで一定区域が配達できないというアナウンスが入っていました。その一定区域に午前中完了した商品の出荷先が入っていたため、夕方になってからドタバタして、結局、急遽別の運送便に切り替え、車で40分位のターミナルに持ち込んでギリギリ出荷するという事態になりました。幸い事なきを得ましたが、時間にして2時間ほど、夕方以降の予定変更も含めると結構なダメージでした。午前中に確認して「すぐに」処理していればこんなことにはならなかったのに・・・
これは私の失敗談ですが、「かたづけ」が上手な人は、モノの置き場所やルールをあらかじめ決めておいて、「とりあえず」とか「まあいいか」と適当な場所にモノを置くことをしません。「かたづけ」は文字通り物事に「かた」を「つける」ことと考えるならば、「あとで」ではなく「すぐに」が大切ということですね。まさに仕事や人生においても同じことが言えます。
経営者としてのタスクを考えるとき、緊急度・重要度のマトリクス図において、「緊急度は低いが重要度は高い領域」を後回しにしないことが経営を左右することになります。わたしもそうですが、中小企業の経営者は年がら年中忙しい何でも屋さんになりやすいことは痛感しているので、「あとで」ではなく「すぐに!」をさらに実践しつつ、後手に回らない経営を目指したいものです。