新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
わが社の100年ビジョン「Restoration to Creation」を具体化する一歩として「クリエイト事業部」が10月にスタートした意義について考えてみました。
クリエイト事業部の役割は、Restoration(修整業)とCreation(新規事業Yoriito)をつなぐことです。
今までも修整事業部で縫製に関するお直しを取り扱っていましたが、何かを創り出すという発想はほとんどありませんでした。しかし、今回クリエイト事業部を立ち上げたことで、B to Bのサンプル縫製のみならず、B to Cのリメイクやアップサイクルにもトライアルできるようになっただけでなく、ペット服や子ども服など、こだわりのある方向けのオーダーメイドやYoriitoが企画するイベントやグッズ制作などに対するサポートも可能になりました。
実際、10月28日に外部イベントに初出店した経験を通して、可能性の枠が一気に広がったことを実感できました。
さらに嬉しいのは、修整事業部から縫製関連の作業ヘルプの依頼が入ったり、サンプル縫製のお客様に発生したトラブルを修整事業部につないでクリアしたりするなど、クリエイト事業部が内部にも外部にも「つなぎ」として機能し始めてきたことです。
わが社の100年ビジョン「Restoration to Creation」の実現に向けて、「クリエイト事業部」がますます成長していけるようにしたいと考えています。