新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
2023年は、ワールドボールクラシック(WBC)はじめ、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、各種スポーツ大会が目白押しで日本勢の活躍もあってすごい盛り上がりが感じられます。
そんな中、これまであまり馴染みのなかった競技も紹介されるようになってきていて、私自身興味関心の幅が広がっています。ブレイキン(ブレイクダンス)もその一つで、DJがかける音楽に合わせて即興でダンスを披露し、1対1で対戦する競技です。その世界選手権が9月24日、ベルギーのルーベンで行われ、女子の福島あゆみ(AYUMI)が銀メダル、男子の半井重幸(SHIGEKIX)が銅メダルを獲得しました。
日本のエースで世界ランク2位の「SHIGEKIX」こと半井重幸は当然優勝を狙っていたはずですが、準決勝の対戦相手を意識したせいか、踊りがいつもより小さくまとまってしまい、わずかに及ばず負けてしまいました。
そのことに触れて、スポーツニュースの解説で、次のようなコメントがあって「なるほど」と思いました。
『「SHIGEKIX」のパフォーマンスは良くも悪くも正確な「マシン」のようでした。シビアな戦いになればなるほど原点に立ち返ることが大切。その原点とは「楽しんで踊ること」です。』
パフォーマンス=何を?✖どんな気持ちで?
ハイパフォーマーたちの勝敗は、目に見えるスキル部分が僅差になればなるほど、目に見えないメンタル部分によって左右されることを再確認しました。