新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
信用情報8月1日第14132号にパーソル研究所「企業理念と人事制度の浸透に関する定量調査」の結果が紹介されていました・・・
その調査によると、企業理念について「内容を十分理解している」という回答は41.8%、「内容について同意できる」は44.5%でした。
調査結果を踏まえてパーソル総合研究所が指摘したのは、トップダウンで伝達する「暗室-伝達型」から、現場の巻き込みとリアリティを重視する「共創-拡散型」へと大きく変化する必要があること。浸透にプラスの影響が確認されたのは、ロールプレイを含む研修、車座・ワークショップなどの「双方向型」のメディア・イベント、目標やアワードなどへ反映する「評価反映型」の媒体だったそうです。
パフォーマンスは「何を」「どんな気持ちで」行うか?で決まると言われます。いずれにしても、メンバーの気持ち・感情を考慮しない「一方通行型」のコミュニケーション施策では、共有したい「企業理念」が十分に浸透しないということでしょう。