新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」＝納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
最近、残念ながら地元新潟も含めて、企業の不祥事が相次いでニュースに取り沙汰されています。個々の事情は異なりますが、やはり最終的には「トップの責任」です。
散々苦労をして会社を守り抜いてきた先輩経営者の方々が、どうしてそうなってしまうのか？批判するのは簡単ですが、決して他人事ではないと受け止めています。
困窮しても超えてはならない一線を越えず、成功しても天狗にならず、また諫言する者が側近にいない裸の王様にもならない・・・経営者としてそのような道を歩むにはどうしたらよいのか考えさせられます。
わたしの場合は、生かされてある自分・感謝の心を忘れないこと、また、経営者としてという前に人として人生にどういう「あしあと」を残すかを常に意識すること、そして、事の善悪に関係なく素直な心で学び続けることを心掛けています。
地位や名誉に執着はありませんが、自分の良心に恥じない生き方をしたいという願いや、子どもたちに希望が持てる未来を遺したいという想いは強く持っています。人生には良いと思えることも悪いと思えることもありますし、自分自身をみても長所だけでもなければ短所だけでもない・・・。人知を超えた運命を選ぶことはできませんが、幸不幸はひとりひとりの責任で選ぶことができます。
経営者は、日々様々な課題や問題に直面しますし、時には孤独や不安に感じることもあるでしょう。また、人生そのものが「選択の連続」です。しかし、どんなに辛い時でも、自分は一人ではない！自分を支えてくれる人や力が必ず存在する！・・・そのことを信じ、感謝し、信頼し、心を開いていくことが自分を守ってくれると思っています。
そのことを忘れずに今日一日をスタートします。経営も人生も、最後には「いろいろあったけど全部ひっくるめて今があるから、無意味なことは何一つなかった。ありがとう。」で終わることができたらいいですね。
