新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
性格診断のひとつに内向型外向型があります。あなたのどちらでしょうか?今回は、内向型と外向型の性格に合わせた経営スタイルについて、考えてみたいと思います。
内向型と外向型では、自分のエネルギーの源となる場所が異なります。
内向型は自分の内側に、外向型は自分の外側にエネルギーを求めるという違いが、経営者としての行動や判断にも影響します。
内向型の経営者は、自分の考えや感覚を大切にし、じっくりと物事を考える傾向があります。
そのため、独創的なアイデアや深い洞察力を発揮することができたり、持続性や集中力が高いので、目標に向かってコツコツと努力することができます。ただし、自分の世界に閉じこもりがちで、人との交流や情報収集が不足することがあったり、自信がなくて自己主張が苦手であったり、決断や行動が遅くなったりすることもあります。
一方、外向型の経営者は、人や出来事に対して積極的に関わり、話しながら考える傾向があります。
そのため、コミュニケーション能力やリーダーシップが高く、チームワークやモチベーションを高めることができ、柔軟性や行動力も高いので、変化に対応しやすいです。ただし、刺激を求めすぎて無駄な時間やエネルギーを消費することがあったり、浅く広く物事を捉えてしまったり、飽きっぽくて目標を変えたりすることもあります。
では、どうすれば自分の性格にフィットした経営スタイルを構築することができるでしょうか?
以下にいくつかのポイントを挙げます。
内向型の経営者は、自分の強みである思考力や創造力を活かすようにしましょう。
自分の時間や空間を確保して、静かに考えることを大切にしましょう。また、自分の考えや意見をしっかり伝えるように心がけましょう。必要ならばメールや資料などで事前に準備しておくといいでしょう。
外向型の経営者は、自分の強みであるコミュニケーション力やリーダーシップを活かすようにしましょう。
人と話したり交流したりすることでエネルギーを得ましょう。また、多様な情報や意見を収集するように心がけましょう。必要ならばメンターなどに相談したりフィードバックを求めたりするといいでしょう。
いずれにしても、自分とは違う性格の人と協力することで、互いの弱点を補い合うことができます。
内向型は外向型からコミュニケーションや行動のヒントを得たり、外向型は内向型から思考や創造のヒントを得たりしましょう。また、相手の性格を理解して、適切な距離感やペースを保つようにしましょう。
わたし自身は内向型です。性格自体には優劣も善悪もないので、どのような性格にしろ、まず己を知り、それに合った経営スタイルを構築し、パフォーマンスを高めていけるといいですね。