新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
金融機関からの定期刊行物に、2023年5月上旬インターネット調査会社登録モニターのうち新潟県内の勤労者400名にアンケート調査を実施した結果が掲載されていました。
その結果によると・・・
1)収入の推移:2期ぶりに上昇
2)消費支出の推移:新型ウィルス感染前とほぼ同水準に回復
3)生活実感の推移:3期連続で悪化。物価上昇による生活実感の悪化をあげる声が多数
4)今後半年間における消費支出項目:食費(外食費を除く)がトップ。旅行(国内・海外)などが上昇
5)商品やサービスの購入・支出時の行動:「事前に機能や品質など情報収集してから買う」
「できるだけ長期間にわたって使用できるものを買う」が上昇
6)ボーナス支給予想・使途:3年連続で上昇・「預貯金等が54.4%でトップ」
まとめでは、「収入の上昇が必ずしも消費の拡大につながっていないことがうかがえる」と指摘されており、当たり前とはいえ、やはり「生活実感」が鍵を握っているようです。
しかし、一方で中小企業にとっては「賃上げが容易ではない」現実もあり、頭が痛いところです。
チームYAMADAとしては、少しでも明るい未来を描くための具体的なチャレンジとして、1)「一時金の支給」2)「補助金や助成金の活用」3)「おやつタイム・試食会など「食」を通じてのミュニケーション活性化」に取り組んでいくつもりですし、さらに知恵を出し合いながらチームとして成長していけると信じています。