新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「アパレル衣料品修整」＝納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。
現業の「修整」を強化しつつ「新規事業」に取り組もうとする際、どんなことが大切なのでしょうか？
そんなことを考えているうちに、少し古い話になりますが、2018年平昌オリンピックで日本女子チームパシュートが金メダルを獲得したことを思い出しました。
パシュートは、オリンピックのスピードスケート競技の中で唯一のチーム戦で、 3 人が縦に並んで先頭を入れ替えながら、400 メートルのトラッ クを 6 周し、最後の選手がゴールした時点でのタイムを競います。日本チームがライバル・オランダを破り、金メダルを獲得した要因として挙げられたのは、「一糸乱れぬ隊列」「高速の先頭交代」「エースを生かす戦略」でした。
細かい説明は省きますが、「チームで滑った方が一人で走ったタイムよりも早く滑る事ができる」「個人個人のタイムは劣っているのにチームで滑ると勝ってしまう」ってすごいと思いませんか？もちろん、個の力を最大限に高める努力をした上で、ということは言うまでもありませんが・・・。
コロナ禍以降、過去の経験則が有効に機能せず、誰も先が読めない舵取りが難しい時代になっていると言われます。しかし、新米社長からすると、逆に経験値が物を言わない局面への突入なので、有り難いと感じています。そして、山田修整のさらなる成長に向けて勇気を持って「チーム力向上」にチャレンジしていきたいと思います。
「戦いは考え過ぎては勝機を逸する。たとえ草履と下駄とをちぐはぐに履いてでも、すぐに駆け出すほどの決断。それが大切だ。」（ナイチンゲール）
「世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ」（ソクラテス）
