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「ルーツ」を知ることの重要性

新潟県長岡市 アパレル衣類修整のプロ集団 山田修整有限会社
豊かな実を結ぶには大地にしっかりと根をはる必要がある

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「アパレル衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。

 

「出自を知る権利」とは、「自身がどのようにして生まれたのか」そして「自身の遺伝的ルーツはどこにあるのか」を知る権利と言います。また、養子縁組においても、「健全なアイデンティティ」の形成における「真実告知」問題として取りあげられることもあります。

 

 

国や会社組織において「健全なアイデンティティ」とは「根」に当たる部分です。しっかりと根を張ることによって、「帰属意識」「自社のあり方や企業活動に関心をもつこと」「健全なプライド」「やりがい」「自発性」「ハイパフォーマンス(生産性向上)」「創造力」「差別化」「企業文化」「パートナーシップ」「あきらめないココロ」「持続的な成長・成熟」などの「実を結ぶ」ことができます。

 

だからこそ、「国づくり」の基本は「歴史(国のルーツ)・ことば(母国語)・教育」であり、「会社づくり」の基本は「共通の言語・共通の道具・共通の認識」だと言えるのでしょう。節目としての「誕生日」や「創立記念日」も、「ルーツ」に想いを馳せる日として、自分たちが祝ってもらうのではなく、個人であれば「両親への感謝」企業であれば「創業者への感謝」を覚える日とできるなら素晴らしいですね。

 

 

実は、「ルーツ」を知ることは、日々の修整現場においても大切なことです。「なぜこの商品を修整に出さないといけなかったのか?」「どのようなルートで山田修整に辿り着いて、この後どこに行くのか?」・・・、

そういった目の前の商品の背景を知ることが、「商品を活かす」のみならず「その案件にどのくらいの心的・物的エネルギーを投入するかの判断基準」につながり「商品の背後にある関係性を活かす」ということにつながるからです。そして、その積み重ねが「困ったときのYAMADA」「YAMADAでダメならあきらめる」というお客様からの評価につながり、山田修整の「健全なプライド」「やりがい」「企業文化」が育まれていくことになります。