新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。
「修整」の「整」は「ととのう」とも読みます。近年第3次と言われるサウナブームですが、2019年に「サ道」がテレビドラマとなった際、その作品中で「ととのう」という言葉が登場しました。
サウナにおける「ととのう」とは、体内の血流が良くなり、酸素が脳を駆け巡って深いリラックス状態になることです。それは、心身のバランスが崩れた状態からの「回復」でもあります。言い換えるなら、滞っていた「つながり」がよくなって、目に見える「身体」と目に見えない「心」の両方が「本来の健やかさ」を取り戻すことだとも言えるでしょう。
「修整」も同様です。
目に見える「商品そのもの」を手直しすることで「本来のA品流通ルート」につながり、目に見えない「依頼主と納品先との関係性」をも結果的につなげる働きをしています。それは、「つくり手の想い」を活かす働きでもあり、修整に携わるものにとっての「やりがい」です。