新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整社長の吉田です。「アパレル衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。
この記事を書いている今現在、長岡ではシンシンと雪が降り積もっています。
冬なのに春の画像?と思われるかもしれませんが、これが脳科学を活用した成功の秘訣です。
人間の脳には素晴らしい標準装備がいくつもあります。そのひとつが「サーチ機能」です。「あれなんだったっけ?・・・」その場で思い出せなくてモヤモヤした経験をしたことはありませんか?そして、その後全然関係ないタイミングで突然思い出すことってありますよね。「○○を検索せよ」と命令を出されると、わたしたちの脳は休むことなくサーチし続けてくれている身近な例です。
また、脳はまず予測してから認知します。別な言い方をするなら、「見ようとするものを見ている」ということです。つい先日のことですが、たまっていたポイントをSuicaにチャージした直後の買い物で失敗をしました。レジ前に大きく「支払いは現金のみ」と書いてあるのに、それが目に入らずSuicaを使おうとしました。ポイント交換でチャージしたSuicaを使いたいと思っている私の脳は、視界に入っているはずの「支払いは現金のみ」という文字を認識できませんでした。
さらに、わたしたちの脳は、「未来を予測して予測と結果の誤差を埋める」という特性を持っています。人間の脳はまだまだ解明されていないことの方が多い領域ですが、ハイスペックな標準装備だと言えるでしょう。
1日24時間という時間は万人に共通していて差はありません。しかし、「どのような春を迎えるか?」「得たい結果成果が得られるかどうか?」については、未来のゴールイメージの描き方によって大きな差が生じます。スポーツでもビジネスでも人生でも同じことが言えます。何のために?誰のために?いつまでに?どうなりたい?・・・そういったゴールが明確であればあるほど、わたしたちの脳は一生懸命働いてくれます。これが、「目標達成は技術である」と言われるゆえんであり、山田修整において、あらためて経営理念を言語化したり、ビジョンマップを描いた理由です。