新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社専務の吉田です。
ビジネスにおいてもスポーツにおいても、よいパフォーマンスを生み出す鍵は、心・技・体・生活と言われます。生活、つまりプライベートまで考慮することを躊躇する方もいらっしゃるかもしれませんが、常に勝ち負けが問われる厳しいプロスポーツの世界で、トップレベルの選手たちの成否を分けるポイントが「生活」です。競技や練習の場を離れた日常生活をどう捉えるか？どう過ごすか？で差がつくというわけです。
ビジネスの場合、必ずしもスポーツほど勝ち負けがはっきりしているわけではありませんが、よりよいパフォーマンス（結果）を引き出すには、「生活」にも目を向けてよりよい一日のスタートを切るに越したことはありません。
わたしの場合は、「寝起きに1杯の白湯を飲むこと」「場所を決めて呼吸を意識したリラックスタイムを持つこと」「通勤の車内で定番の音楽を聴くこと」などが朝のルーティンになっています。また、出社してからは、まだ誰もいない現場を歩き回りながら、一人ひとりの置かれた状況を感じとるようにしています。気になることがあったときには、朝一番に声がけしてコミュニケーションを図るよう心掛けています。
「生活」が整っていないと、現場に立った時の「感受性」が鈍くなります。ただ歩き回るのと、現場の状況から一人ひとりのメンバーの置かれた状況をイメージしながら歩くのとでは、「気づき」の程度が大きく異なってきます。職種や立場によって異なるかもしれませんが、個人でもチームでも、その日のパフォーマンスをよりよくしたいと思うならば、仕事が始まる前に、「現場に出向いて状況を肌で感じ取ること」が、良い一日につながるというのがわたしの実感です。
自分なりの良い習慣が形成されるまでには時間がかかるかもしれませんが、思い立ったら始めましょう。そして、三日坊主でも胸を張ってください。断続的になったとしても、繰り返せばそれなりに積み重なっていずれは習慣になります。前向きな姿勢は自分を変えるだけでなく、職場によい雰囲気・ムードをもたらし、良い関係性につながります。そしてそれが結果的によりよいパフォーマンスを生み出します。
今日が良い一日でありますように！
