新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社専務の吉田です。
山田修整有限会社は創業60年を迎えようとしています。今の時代、企業が60年継続するということは並大抵のことではありません。
目下、山田修整は管理職も現場も世代交代という課題に直面しています。近年はコロナウィルスが世界中で猛威をふるう中で、これまでの経験則が通用しないことを突きつけられていますが、同時に原理原則に立ち返って変化に対応する重要性が増していると受け止めています。
国づくりにおける原理原則は「歴史」「国語(言語)」「教育」と言われますが、その本質は、「国」と「人」を固く結びつけることにあります。固くという意味は、「国民」としてのアイデンティティを形成することによって、制度・法律などの外的な結びつきだけではなく、その国に属していることに誇りを持つという心情的な結びつきを持つということです。
同様のことが組織づくりにも言えます。時代の変化に負けない強い会社づくりには、「言語」「認識」「道具」を共通化することが重要で、このプロセスを山田修整では「環境整備」と呼びます
会社の基盤は「ヒト」「モノ」「時間・情報」なので、「環境整備」における対象もそれに準じますし、具体的には「あいさつ・コミュニケーションの活性化」「かたづけを通じて気づき力・チーム力を養うこと」「時間あたりの付加価値を高めること」に取り組んでいます。
人間は「わ・て・な」の生き物。「忘れる」「抵抗する」「怠ける」、だからこそ、まずは繰り返し学ぶ機会を会社がつくります。学び続けることが山田修整の社風になるまで粘り強く継続し、しっかりとした土台の上に利益を生み出し、より社会に貢献し、よりお客様に喜ばれ、より社員もやりがいを感じることができる山田修整となり、やがては山田修整グループ100年ビジョン「Restoration to Creation」につながることを目指します。